ご挨拶


【ハチドリのひとしずく】
森が燃えていました。
動物たちは、われ先にと逃げていきました。
でも、クリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり。
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。
動物たちはそれを見て、「そんなことをして、何になるんだ」と笑いました。
クリキンディは答えました。
「私は、私にできることをしているだけ。」
(南米・アンデスに伝わる説話)


私は最初にこの話を読んだとき、「なんて、愚かなハチドリだろう」と思いました。口ばしで水のしずくなんか運んでも、山火事が消えるわけがないからです。それでもなお、ジャガーもコンドルもヤマアラシも賢いサルたちも戦わないとき、ハチドリはたった1羽で、問題解決への具体的行動へ出たのです。


山火事は現代の日本にも通じます。中国は野心を露わにして、台湾を統合し、尖閣を獲り、沖縄を手中に收め、日本を従属国にするつもりです。推定数万人以上のエージェントを日本に送り込み、朝日新聞のように露骨に売国工作を進めるマスコミもあります。
そうして、息のかかった学者や評論家に活躍の場を与えています。
学者も、憲法や政治分野でとくに顕著なように、中堅や若手の多くが先達に媚びて、保身や出世のためという自覚はあるのかないのか知りませんが、亡国につながる言論を展開しています。
政治だけではありません。日本の社会を覆う問題は、山のようにあります。


それなのに政治家とくに野党は外交を理解せず、低レベルな揚げ足取りの議論や印象操作に終始しています。憲法改正も「解釈学」ばかりがクローズアップされて空理空論が横行し、国家300年の計を見据えた言論はごくわずかです。
最近は日本から牙を抜くためにアメリカが憲法に仕掛けたことについては、多くの人が知るところとなりましたが、スターリンが仕掛けた罠にはほとんど誰も気づいておりません。


私がやっていることは、「ハチドリのひとしずく」のように、微力なものに過ぎないかもしれません。しかし、私より影響力のある方が目に留めてくださったり、読者の方の心の中に少しでも残れば、この国をよくしようと考える方が増えていくでしょう。


私は社会科の編集者なのでこのようなサイトを立ち上げましたが、人それぞれ、自分にできることをしていくのが大切だと思っています。たとえば、貧しい家庭の子どもたちのために子ども食堂を開く飲食店主などもおられます。被災地でボランティアをする方や、病院や老人ホームで小さなコンサートを行う方もおられます。お店を持っている方が、ご自分の店の前の道路の掃除をするだけでも、世の中は大きく変わります。
「ハチドリのひとしずく」も、集まれば山火事を消すことだってできるはずです。


自分に政治センスがあるなどとは思っておりませんが、30年も仕事をしていれば、それなりに蓄積はできてくるものです。この国を守り、よりよくしていくために、自分ができることをやっていこうと思っています。


モットーは「難しいことをわかりやすく」。
もし、自分に幾らかのアドバンテージがあるとすれば、子ども相手の文章を書き続けてきたので、難しい話をやさしくわかりやすい言葉で解説する癖がついていることだと思っています。
どんなに難しそうに見えることでも、どこかに理解しやすい角度や視点などはあります。子ども向きに解説してきた特質を生かして、政治や経済の糸を解きほぐしていこうと思っています。 時々、訪問して、記事をお読み頂ければ、幸いです。


プロフィール


広沢 大之助
1962年、佐賀県生まれ。小学高学年から、神奈川県茅ヶ崎市で育つ。中央大学文学部哲学科卒業。教育系出版社、教育系編集プロダクションを経て、2004年にフリーランスとして独立。
社会科とくに公民(政治・経済・法律・社会問題)と地理を中心に、多数の書籍の制作に関わってきました。小中学校の社会科の授業で使う資料集や参考書、図書館の子どものコーナーに並んでいる調べ学習の本が中心です。東京都の小学校の公式教科書『わたしたちの東京』も、実は私の作品です。
起きている時間は、原稿を書いているとき以外は、本や資料を読んだり、データを分析したりしています。そういう作業は「趣味」と言えるくらい、好き。たぶん、性に合っているのでしょう。
政治家、経済人、国際機関、ベンチャー企業の経営者、スポーツ選手、芸能人をはじめ、全国を走り回っての、農業・漁業・工業・伝統産業の継承者などへの取材は、数百件に上ります。


広沢編集事務所


旅を愛し、日本の国土と文化を愛し、観光サイトも運営しています。
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著者【著者】
広沢 大之助

出版業界でおもに社会科の本の編集にかかわってきました。全国の中学校の授業で使う公民・地理・歴史の資料集や参考書、その他多くの書籍をつくっています。
「国民のための社会科」では、眼光紙背の精神で、政治経済・社会問題・産業などについて、くわしく、わかりやすく解説していきたいと思っています。

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